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ファッションに興味があるなら、一度は耳にしたことがあるはず——「メットガラ」。毎年5月、ニューヨークのメトロポリタン美術館で開催されるこのイベントは、レッドカーペットではなく「ファッションのオスカー」と呼ばれるほどの場所だ。そしてここで生まれた”あの瞬間”たちは、単なる服の話じゃない。文化を、時代を、そして人間のクリエイティビティの限界をぶち破ってきた。正直言うと、私はこの記事を書きながら何度も「これ、リアルに存在するの?」と笑ってしまった。
「着る」ではなく「魅せる」——伝説になったルックたちの共通点
2019年のビリー・アイリッシュのネオングリーンのヴァレンティノ、レディー・ガガの4段階変身パフォーマンス、そしてリアーナが着こなした豪華絢爛な中国風ケープ——これらに共通するのは「テーマへの全力コミット」だ。メットガラには毎年テーマが設定されていて、それに「どう応えるか」が評価の軸になる。でも多くの人が忘れがちなのは、ここは競技ではなく「アートの実験場」だということ。失敗を恐れずに突き抜けた人だけが、歴史に残る。
日本ではまだ、ファッションイベントというと「きれいに決める」という美意識が強い印象がある。でもメットガラが証明しているのは、「美しい」より「問いかける」服の方が、人の記憶に刻まれるということ。これが日本のファッション文化に本格的に伝わったとき、何かが大きく変わると思う。
ミームになった服、社会を動かした服——メットガラはなぜ「事件」を生むのか
2018年、カーディ・Bがまとったオクトパス状のオックスフォード・ファッション・ウィーク発のドレスはSNSで一晩で数百万インプレッションを記録。2015年のリアーナのフカヒレドレス(実際は刺繍)はミームになり、今も語り継がれる。面白いのは、これらが「笑われた」のか「称えられた」のか、境界線が曖昧なことだ。
それこそがメットガラの本質だと私は思う。賛否両論を生むことが、すでに「成功」なのだ。炎上を恐れてきれいにまとめた服より、賛否を巻き起こした服の方が5年後も話題になっている。日本のブランドやスタイリストたちが、もっとこの「意図的な挑発」を取り入れたら——正直、ちょっと見てみたい気がしてならない。
💬 Naoより:メットガラを追いかけるたびに思うのは、「服って結局、その人の思想の表明なんだな」ということ。何を着るかじゃなくて、なぜそれを着るかが問われる場所。あなたは、もし明日メットガラに招待されたらどんなテーマで勝負する?ちょっと真剣に考えてみると、自分のファッション観が見えてきて面白いよ。

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