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CIAが60年間タダで公開していた”世界最強の国別データベース”が消えた——でも、もう復活している

🌏 世界での話題度

7/10

🇯🇵 日本上陸可能性

8/10

⚡ インパクト度

8/10

「あの国の人口って何人だっけ?」「GDP比較したいけど、信頼できるデータってどこにあるの?」——そんな瞬間、あなたはどこを調べますか?実は、CIAが62年間タダで公開し続けたThe World Factbookというサイトが、2025年2月4日に突然・完全・無告知で削除されました。全ページ同時消去。あっという間に。でも正直言うと、この話には続きがあって——そっちの方が断然おもしろい。

CIAが62年間作り続けた”世界地図のトリセツ”とは

1962年から始まったこのプロジェクト、最初は印刷物でした。それが時代とともにオンラインになり、世界中の国・地域・EUのような非国家組織まで網羅した無料リファレンスガイドとして進化してきた。地図、人口、GDP、政治体制、標高、農業用地の割合——そんな情報が国ごとにまとまっている。

個人的にツボだったのは、バチカン市国のデータ。最高標高はバチカン庭園の78メートル、最低はサン・ピエトロ広場の19メートル。農業用地は国土の0%。……こんな”まさか”な数字が、普通に記載されている。政府機関がこれだけの情報を無料で世界に開放していたという事実、改めて考えるとかなり異色だったと思う。

それが今年2月、静かに消えた。理由の詳細は不明。でも誰かが動いた。

コミュニティが一夜にして”CIA的知識”を取り戻した

削除からほどなく、OpenFactBook(openfactbook.org)というサイトが登場しました。ボランティアたちによって維持されるコミュニティ版後継サイトで、元のCIAデータに加え、世界銀行グループのデータやREST Countries APIの情報を統合している。つまり、ある意味でオリジナルより充実している可能性すらある。

使い方はシンプル。気になる国を選んで、ダイブするだけ。あとはひたすら発見の連続です。特に好きなのが「Compare Countries」機能。複数の国を並べて、人口・面積・生活水準などをパッと比較できる。旅行の計画でも、仕事のリサーチでも、純粋な好奇心のためでも使える。

日本でいうと——こういうツール、なぜかまだほとんど知られていない。知っているのはリサーチャーや研究者の一部だけで、一般的な「調べもの」の選択肢に入っていない。でもこれ、ふつうに中高生の調べ学習にも使えるし、ビジネスパーソンの市場調査にも十分実用的です。

ちなみに完全無料、インストール不要、クッキーなし、トラッキングなし。ここまで来るともはやメリットしかない。

💬 Naoより:CIAが62年かけて作ったものを、ボランティアが数週間で復活させた——この話、私はどこか「インターネットってやっぱりすごい」と感動してしまった。情報を独占するのではなく、オープンに保ち続けようとする人たちがいる限り、知識はなくならないんだなって。あなたが次に「あの国ってどんな国?」と思ったとき、Googleより先にOpenFactBookを開いてみてほしい。絶対に、想定外の発見がある。

👀 次回気になるテーマ:「Wikipedia以上に信頼できる?研究者たちが密かに使っているオープンデータソース5選」

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