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「Amazonで任天堂のゲームを買う」——今やそれが当たり前の日常になっているけど、実はかつてこの2社、完全に取引を断絶していた時期があるって知ってた?しかもその理由が「Amazonが法律を破るよう要求してきたから」だというんだから、ちょっと待って、と声が出てしまった。この話を暴露したのは、元任天堂オブアメリカ社長のレジー・フィル=アイメ。NYUでの講演でさらっと口にした一言が、今ゲーム業界をざわつかせている。
DSの時代、任天堂はAmazonへの販売を「止めた」
時代はニンテンドーDSが全盛だったころ。Amazonは急成長中の小売プラットフォームとして、メーカー各社に対して「うちを優先して扱え」という圧力をじわじわとかけ始めていた時期だ。任天堂に対しても、他の小売業者には提供しない特別待遇を求めてきたという。具体的には、競合する他の流通業者との取引条件を不平等にする内容——つまり、アメリカの反トラスト法(独占禁止法)に抵触しかねない要求だったとレジーは語っている。
任天堂の答えはシンプルで力強かった。「No」。そして取引そのものを打ち切った。正直、これは痺れる判断だと思う。当時のAmazonはすでに巨大プラットフォームになりつつあったわけで、普通の会社なら「まあ、うまくやろう」と妥協していたはず。でも任天堂は折れなかった。「全小売業者との公平な関係」を守ることを選んだんだ。
なぜ今この話が響くのか——巨大プラットフォームと「力の非対称性」
この話が2024年になってバズっているのは、単なる昔話じゃないから。AppleのApp Store問題、Googleの検索独占訴訟、そして各国でのAmazon規制強化——プラットフォーム企業の「力の乱用」が問われている時代に、20年近く前の任天堂の決断が急にリアルに見えてくる。
日本ではまだ「Amazonに逆らう」という発想自体がタブーに近い空気がある気がする。特に中小メーカーや出版社は、Amazonの条件に飲まれながら付き合っているケースが多い。でも任天堂がやってみせたように、「法律と倫理を盾に、巨人にノーと言える」企業文化は、実は競争力そのものなんじゃないかと思う。その後、両社は関係を修復してパートナーとして歩んでいるのも、「原則を守ったからこそ対等に戻れた」という証明に見える。
💬 Naoより:レジーってこういう人なんだよね——引退してからのほうがむしろ「任天堂の本質」を語ってくれる。この話を聞いて私が真っ先に思ったのは、「企業の誠実さって、バレないときにどう動くかで決まるな」ってこと。あなたはどう思う?自分の会社や仕事で「大きな相手に言いにくいNoを言えた」経験、あるかな?
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