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夏の必需品、ハンディファン。でも正直に言う。コンビニで売っている500円のやつと、本質的に何が違うのか、ずっと気にしていなかった? 私はそうだった。——つい先日、藤原ヒロシのfragment designがCADOとコラボした「Handy Fan Stream Mini」を知るまでは。
これ、ただのコラボグッズじゃない。”持ち物の哲学”を問い直してくる一品だ。
なぜ今、ストリートの神様が「扇風機」を作るのか
fragment designといえば、Nikeやルイ・ヴィトンとのコラボで知られる、藤原ヒロシ主宰のブランド。スニーカーやアパレルのイメージが強いけれど、今回タッグを組んだのは空気清浄機や気化式冷風機で知られる日本のハードウェアブランド・CADO。「え、扇風機?」と思うのは当然だ。でも、これがfragment designらしい選択だと気づくのに、そう時間はかからない。
fragment designの美学は一貫して「ユーティリティ(実用性)」にある。見た目のかっこよさより、本当に使えるものをクールに仕上げること。今回のStream Miniも、ロゴをただ貼り付けたコラボ品ではなく、CADOの技術——ハイブリッドブレード構造、4段階の風量調整、PD急速充電対応——をそのまま活かしたガチのデバイスだ。折りたたみ機構まで搭載していて、デスク置きにも持ち歩きにも対応する。正直、ここまでスペックで攻めてくるハンディファンを私は他に知らない。
「ODORIBA」限定という選択が、このアイテムをさらに特別にする
入手できるのは、表参道ヒルズのメインビル・中央階段アトリウムで開催中の「ODORIBA」ポップアップのみ。7月20日までという期間限定だ。
ECで気軽に買えない。転売目的で在庫を抱えられない。「その場所に行った人だけが手に入れられる」という体験設計は、ハイプベーストのようなカルチャーメディアが取り上げる理由とも重なる。モノを買うのではなく、体験を買う感覚——これが2020年代のラグジュアリーだと私は思っている。
日本ではまだ、ハンディファンといえば「かわいい」か「安い」かの二択になりがちだ。でもこのStream Miniが示しているのは、ガジェットも服や鞄と同じように”選ぶ理由”を持てるということ。これが日本のファッション市場にもっと広がったら、夏の持ち物がガラッと変わるはずだ。
💬 Naoより:「扇風機ごときにそんな金出せない」って思う気持ち、わかる。でも私が気になるのはスペックじゃなくて、fragment designが”なぜ今これを選んだか”という姿勢なんだよね。暑い夏を涼しく過ごすためのアイテムに、哲学を込めることができるなら——あなたは次、何に”それ”を求める?

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