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あなたは服を選ぶのに、どのくらいお金をかけていますか?美容院代、たまに買うちょっとイイ服……せいぜい月に数万円?では、1回のスタイリングに230万円(約2万3000ドル)かかると知ったら?
先日、体操界のレジェンド・シモーン・バイルズがTikTokに投稿した一言が、世界中で話題になっています。「スタイリスト代って、みんなこんなにかかるもの?」——まるで近所の友人に相談するようなその問いかけが、セレブの「普通」と私たちの「普通」のあまりにも大きなギャップを、一気に可視化してしまいました。
230万円のスタイリング、その中身は?
バイルズが着用していたのは、細かなファブリック製の”羽根”で全身を覆ったミニドレス。一目見ただけで「ただものじゃない」とわかるあの存在感は、確かに偶然には生まれない。スタイリスト代には、衣装のセレクトや調整、アクセサリーのコーディネート、フィッティングのための移動費、場合によってはデザイナーとの直接交渉まで含まれることがあります。
正直言うと、私が最初に230万円という数字を見たとき、思わず「桁を間違えた?」と二度見しました。でも業界関係者の反応を見ていると、トップアスリートや俳優クラスの公の場への登場では、この金額はむしろ「相場の範囲内」という声が多数。ファッション業界の闇というか、リアルというか……。
日本ではまだ、スタイリスト文化はどちらかというと芸能界の内側にある話で、一般に可視化されることはほとんどありません。でも海外、特にアメリカでは「見た目への投資」がキャリアそのものに直結するという意識がかなり根付いている。バイルズのTikTokへの率直な問いかけは、その文化への素朴な疑問でもあったのかもしれない。
「普通って何?」——SNSが壊した価値観のものさし
今回面白いと思ったのは、バイルズがTikTokという”大衆の場”で問いを投げたこと。もし本当に業界の常識を知りたいなら、マネージャーやエージェントに聞けばいい。でも彼女はあえてTikTokに投稿した。そこには「私の感覚、ずれてない?」という素直な戸惑いが透けて見えて、なんだか親近感がわきました。
コメント欄は案の定、大混乱。「普通じゃない!」「いや、あのレベルなら普通」「私の年収じゃん」……さまざまな”普通”が飛び交った。これって実は、SNSが「価値観のものさし」を完全に個人化してしまったことの象徴だと思うんです。お金の使い方に「正解の普通」なんてもはや存在しない。
これが日本に来たら——というより、すでに日本のインフルエンサー文化にじわじわ浸透しつつある気がします。ブランドPRのための「撮影スタイリング代」が当たり前になる日は、思ったより近いかもしれない。
💬 Naoより:バイルズの投稿で私がいちばんグッときたのは、「これって普通?」と聞ける素直さです。230万円使っても「本当にこれでいいの?」って立ち止まれる感覚、むしろ彼女が地に足ついてる証拠じゃないかなと。あなたは自分の”普通”、最近誰かに聞いてみたことありますか?

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