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AIが作った曲が今、世界の音楽ストリーミングを”汚染”している——あなたはもう聴かされているかもしれない

🌏 世界での話題度

9/10

🇯🇵 日本上陸可能性

8/10

⚡ インパクト度

9/10

あなたが昨日Spotifyで「なんとなく流してた曲」、実は人間が1秒も関わっていなかったとしたら? SoundCloudやSpotifyには今、毎日数万曲単位でAI生成楽曲がアップロードされている。しかも、そのほとんどは”本物っぽく”見せるために人間らしいアーティスト名がついている。世界の音楽業界がこの問題を「氾濫」と表現し始めているのは、決して大げさじゃない。

なぜAI楽曲はここまで増えたのか? その”経済的すぎる理由”

Suno、Udio、あるいはMeta의 AudioCraftといった生成AIツールが一般公開されて以降、音楽制作のコストは実質ゼロに近づいた。プロのトラックメイカーが数日かけて作るものを、AIは数秒で量産できる。そしてここが重要なポイントなのだが、SpotifyやApple Musicのようなストリーミングサービスには、現時点でAI生成楽曲を自動排除する仕組みがほぼ存在しない。

さらに闇が深いのは、これがビジネスモデルになっていること。「ストリーミング報酬農場」と呼ばれる手口で、大量のAI楽曲をアップして、ボットや低コストの再生操作でストリーム数を稼ぐ業者が実在する。Spotifyは2023年末に数十万曲を削除したと報じられたが、新しいものはどんどん補充されていく。正直言うと、これはモグラ叩きどころか、モグラが無限増殖している状態だ。

「でも、誰も気にしてないんじゃ?」——そう思ったあなたに伝えたいこと

たしかに、BGMとしてぼーっと流す分にはAI楽曲でも気づかない、という声は多い。Spotify社内のデータでも「ムード系・環境音楽系プレイリスト」でAI楽曲が急増しているという。でも私が気になるのは、それが「聴取体験の質」の問題だけじゃないということ。

人間のミュージシャンが正当な報酬を受け取れる枠組みが、静かに崩壊しつつある。Grimes(グライムス)はAIによる自分の声の使用を公認している一方で、多くのインディーズアーティストは「聴かれているのに稼げない」状況に追い込まれている。日本でもYOASOBIやAdoのようなアーティストが海外でブレイクしているこのタイミングで、もし「AIが作った偽日本風ポップス」がグローバルに蔓延したら——日本の音楽シーンへの影響は想像以上に深刻になりえる。

日本ではまだ「AIが作った音楽を聴かされている」という感覚が薄いが、プラットフォームはすでにグローバルで共通。あなたのスマホのプレイリストの話でもある。

💬 Naoより:私がこのトピックに引っかかったのは、「誰が得をしているのか」という問いが、答えを出すたびに不穏になっていくから。テクノロジー企業はコンテンツが増えて嬉しい、業者は稼げて嬉しい——でもその間で、本物の音楽を作る人間が静かに損をしている。あなたは「AI楽曲が増えることで失われるもの」って何だと思う? ぜひコメントで聞かせてほしい。

👀 次回気になるテーマ:「AI生成アート」に続き、いよいよ「AI俳優・AI声優」が映像業界を揺るがす——ハリウッドで起きていることは映画好きな日本人ごとの問題かもしれない。

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