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平日の夜、冷蔵庫を開けて「今日もまたこれか…」ってため息をついたこと、あるんじゃないかな。正直、私も毎週それをやっている。でも今、世界の料理好きたちの間では「平日ご飯」の概念が静かにアップデートされていて、Bon Appétitが特集した25のレシピがそのど真ん中にいる。
「映えより、戻りたくなる味」——世界が平日ご飯に求めているものが変わった
コロナ禍以降、アメリカやヨーロッパで起きた変化のひとつが「家で食べることへの再投資」だ。Uberで頼めばいつでも何でも届く時代に、あえて自分で作ることを選ぶ人が増えた。でも彼らが求めているのは本格フレンチでも手の込んだイタリアンでもない。「30分以内・材料5〜7点・でも確実においしい」という、ある意味プロ的な効率感覚だ。
今回Bon Appétitが紹介したSpicy Salmon Rice Bowl(スパイシーサーモン丼)を見てほしい。コチュジャン、マヨ、アボカド、ご飯——これだけ。でも味の組み合わせの計算が緻密で、「なんかいつも作るやつとちょっと違う」という満足感がある。日本でも「鮭丼」は当たり前だけど、コチュジャンマヨをソースに使う発想はまだそこまで広まっていない。これが日本に来たら、コンビニのおにぎりかカフェのランチボウルに化けると私は思う。
Cheesy Chickpea Toastが示す「タンパク質の民主化」という世界トレンド
もうひとつ気になったのが、Cheesy Chickpea Toast(チーズひよこ豆トースト)。ひよこ豆をつぶしてスパイスと混ぜ、チーズをのせてトーストするだけ。シンプルすぎて最初は「それだけ?」と思ったんだけど、これ、実はかなり戦略的な料理だ。
世界的に「植物性タンパク質をいかに美味しく・気軽に摂るか」が食のテーマになっていて、ひよこ豆はその筆頭格。アメリカではTrade Joe’sのひよこ豆缶が品薄になるほど売れているし、ロンドンのカフェではChickpea Toastがアボカドトーストに並ぶ定番メニューになりつつある。日本ではひよこ豆といえばカレーかサラダのイメージが強いけど、「トーストのトッピング」という使い方はまだほぼ未開拓。輸入食材店やヴィーガンカフェが先に動きそうな予感がしている。
このトレンドの本質は「栄養管理をストイックにやらなくていい」という空気感だと思う。我慢じゃなくて、おいしいついでに体にいい——そのバランス感覚が、今の世界の食卓を動かしている。
💬 Naoより:正直に言うと、私がこのトピックに引っかかったのは「平日ご飯の手抜きを、世界がどう正当化しているか」が気になったから。日本だと「ちゃんと作らなきゃ」というプレッシャーがまだ根強い気がするんだけど、Bon Appétitのレシピたちを見ていると「おいしければそれが正解」という清々しい開き直りを感じる。あなたは平日の夕食、どうやって乗り切ってる?

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