レモンを「丸ごと全部」使うお菓子が存在する。皮も白いワタも、全部。

あなたはレモンを絞るとき、皮を捨てていませんか? ゼストに使うことはあっても、あの白いワタの部分まで食べようと思ったことは、おそらくないはず。でも今、アメリカのフード界では「レモンを丸ごと2個、余すところなくぶち込む」という、ちょっと頭のおかしい(褒め言葉)レシピが話題になっています。

「ホールレモンバー」って何? 常識をひっくり返すデザート

「レモンバー」はアメリカの定番焼き菓子で、サクサクのクッキー生地の上に、とろっとしたレモンカードが乗ったもの。日本でもカフェで見かけることが増えてきましたよね。でも今回 Bon Appétit が紹介した「ホールレモンバー」は、その名の通り、レモンを皮ごと・白いワタごと・まるっと2個フードプロセッサーにかけてフィリングに混ぜ込むレシピ。

普通、あの白いワタ(ピス)は苦くなるから取り除くのが常識じゃないですか。でもここがミソで、砂糖や卵と一緒に撹拌して加熱することで、苦味が複雑な深みに変わるんです。「酸っぱい」だけじゃない、レモンの立体的なシトラス感が生まれる、というわけ。正直これを読んだとき、「それって本当においしいの?」と半信半疑でした。でも考えてみると、マーマレードだって皮ごと煮るじゃないですか。あの豊かな香りはワタも込みで作られているんですよね。

日本ではまだ「もったいない」で止まってる、でも絶対来る

日本のレシピ界では、レモンを皮ごと使う場合「国産・無農薬に限る」という注釈がほぼ必ずついてきます。それが心理的なハードルになって、ほとんどの人はワタまで使おうという発想に至らない。でもこのホールレモンバー的な考え方、つまり「素材を余すところなく使って、むしろ味に奥行きを出す」という発想は、フードロス意識が高まっている今の日本にめちゃくちゃフィットすると思うんです。

これが日本に来たら、カフェのメニューでも「丸ごとレモン仕立て」みたいなネーミングで差別化ポイントになりそう。いや、むしろ誰かもう始めてほしい。私が食べに行きたいので。

💬 Naoより:このレシピを知って真っ先に思ったのが、「捨てていたものに実は一番風味が詰まっていたのかもしれない」ということ。料理って、常識を疑うところから面白くなりますよね。あなたも次にレモンを使うとき、ちょっとワタのことを思い出してみてください。捨てる手が、一瞬止まるかもしれません。

👀 次回気になるテーマ:「皮・種・芯まで使い切る」海外の”ホールフルーツ料理”トレンド、日本の薬膳思想と意外な共通点があった件。

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