「言いにくいこと」をAIに相談する若者たち——これ、もう日本でも始まってるかもしれない

「なんでこんなこと言えなかったんだろう」って、あとから後悔したこと、ない?友達への本音、上司への反論、恋人との大事な話。頭の中では完璧に組み立てたつもりなのに、いざその場になると言葉がどこかへ消えてしまう。——そのリハーサル相手として、いま若者たちがChatGPTを使い始めている。

「AIが背骨になってくれた」——本番前の感情シミュレーション

Dazedの記事で紹介されていたのは、友人関係のトラブルや職場の気まずい状況を前に、AIとの”予行練習”に頼る若者たちの話。ある人は「チャットが私の背骨になってくれた」とまで表現していた。強い言葉だと思った。

具体的には、こんなふうに使う。「明日、同僚に仕事の分担について不満を伝えなきゃいけない。相手はこういう性格で、こういう状況で……」とAIに状況を説明して、返し方のパターンを何通りかもらう。あるいは、自分が言おうとしていることを入力して「これ、相手にどう聞こえそう?」と確認する。セラピーでも、愚痴でもない。感情の地図を作る作業、とでも言えばいいかな。

正直言うと、最初にこの話を読んだとき「それって逃げじゃない?」って思った。でもすぐに考えが変わった。人間相手だと気を使いすぎて本音が出せない。AIには「こんなこと言ったらどう思われるか」がない。だからこそ、自分が本当に何を伝えたいのかが、クリアになる瞬間があるらしい。

日本ではまだ「相談相手としてのAI」は恥ずかしい?

日本でも当然ChatGPTを使っている人は多いけど、「感情的に込み入った相談をAIにする」という使い方は、まだ少し肩身が狭い気がしない?「それ、人間にすればよくない?」って言われそうな雰囲気というか。

でも海外ではもう、AIを感情コーチとして使うこと自体がカジュアルになってきている。特にZ世代を中心に、「セラピーの代わり」ではなく「セラピーに行く前の整理ツール」として機能し始めている。これが日本に本格的に入ってきたら、コーチングやカウンセリングの市場にも、じわじわ影響が出てくると私は思っている。

もうひとつ気になるのは、「AIに練習させてもらった言葉は、本物の自分の言葉か?」という問い。でもそれを言ったら、本を読んで語彙を増やした言葉も、誰かに相談して整理した気持ちも、全部「借り物」になってしまうよね。ツールをどう使うかは、結局その人次第だ。

💬 Naoより:この記事を読んで、私が真っ先に思い出したのは「言えなかったあの夜」のことだった。あの時にこの使い方を知っていたら、もう少し違う結末になっていたかもしれない——そう思うと、ちょっと笑えてくる。あなたはどう?「感情の練習台としてのAI」、ちょっと使ってみたくなった?それとも、やっぱり人間に話したい派ですか。

👀 次回気になるテーマ:「デジタルデトックス」の次のトレンド——あえてAIを”遮断する”生活を選ぶ人たちの話。

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